競馬マニアック博物館

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ハクチカラ

半世紀も前に日本馬初の海外レースを制した馬がいる
1956年のダービー馬 ハクチカラ
 
当時のダービー1着賞金は200万円
この馬の価格300万円
当時としては、とてつもない高い馬であった
 
ダービーを勝った後に、日本で22戦して13勝もした馬は
後にも先にも、ハクチカラだけだ
 
その後、アメリカに遠征し17戦1勝
59年2月、今でいうG1級の重賞ワシントンバースデーH(芝12ハロン)に出走
1番人気が世界の賞金王ラウンドテーブル(ハンデ60.8キロ)
対するハクチカラは15番人気(49.4キロ)
 
レースは先行したハクチカラ日本ダービーと同じ、重馬場を味方に先行押切を決めた
対するラウンドテーブルは、レース中に脚部を痛めしんがり負け
 
海外遠征は、半世紀前から始っていたのだ
敵地で17戦も走って、日本馬初の1勝を上げた馬だから
忘れてはいけない名馬なのだ
 
海外成績 17戦1勝