競馬マニアック博物館

競馬中心の内容です。サラブレッドカードを後世に残す活動をしています。

未確認飛行物体発見 no.5

秒読み1分前になった・・・
 
しかし、ヤマトと言う名のUFOって
このテーブルにのってるプラモデルのことなのか・・・
 
30センチもないぐらいの、プラモデルに乗るつもりなのだろうか??
 
10秒前、9、8・・・・
 
ヤマトが動く気配ない、あたり前で動くわけがない
 
3,2,1
 
「発射!」
 
大声で、おじさんが叫んだ
 
「・・・・・」
 
「やっぱり動かないね、それにヤマトより
おじさんの体のほうが大きいからね・・・」
 
おじさんは、照れ笑いしながらタバコに火をつけた
 
そして、
「君はUFOの存在を信じているのか」と
聞いてきたのだ
 
「信じてない、見たことないし・・・」
 
その瞬間、おじさんの両手が僕の方にのっかた
 
「坊主、言葉に気をつけろよ・・・
夢を追ってる人間もいるんだからさ・・・」
 
「ミシッ!」
 
首の音がきしむ
記憶が遠くなるのがわかった
猪木のスリーパーも、こんな感じ・・・
 
玄関の戸が開いた
 
「あんた、なにやってんのよ!」
 
矢吹マミーだ!!
 
それから、どれくらいの時間がたったのだろう
 
・・・「ハッ」と目が覚めた
マミーが横にいて、天井を見つめていた
おじさんは、いないみたいだった
 
僕の頭をなでながら、マミーが呟いた
「ごめんね・・・
あの人、UFOに命をかけてるの、
毎日赤い小便垂らして・・・
ご飯もろくに食べないで・・・」
 
僕が、うなずいていると
財布から千円を取り出した
「今日のことは誰にも言わないで・・・
この、お金でお菓子でも買ってね」
 
僕は飛び起きた
「ラッキー」
悲しげな顔をしながらも
心の中では駄菓子屋に行くことばかり考えていたのである
 
それから数日後、矢吹くんのおじさんが首を吊ったのである
 
続く・・・