競馬マニアック博物館

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三島由紀夫・石原慎太郎

「我欲を捨て、正しい治世を行なえば、災害は起こらない」

そりゃ、アンタだろ!ってツッコミを入れた方も多かったのではないだろうか

問題になったのは「災害は起こらない」この部分だ
確かに被災地の方への配慮が足りない
それにしても、我欲と聞いたときは、鳥肌がたった
さすが作家だなと

しかし、石原慎太郎らしからぬ発言だと思った三島フリークが結構いたのではないだろうか

虚弱体質にコンプレックスを持つ三島の肉体改造につき合ったのが石原である。
三島のスパーリング相手はいつも石原だったのである
そして、三島に俺に惚れるなよと言わしたのが三輪明宏
後に、三島脚本の黒蜥蜴に主演
2人は三島と密接な関係に合った

石原が作家から政治家に転身してからは徐々に離れ、石原の政治姿勢を批判する文章を発表してからは事実上断絶した。
石原は、三島事件を「狂気の沙汰」と一言に切って棄て、三島の作品について否定的な見解を述べ続けた。
三島の死後に「自分は(三島と)友人だ」と公言していることについては、賛否両論があり
特に美輪明宏からは「政治利用」であると批判されている。
三島自身は晩年のインタビューで「文壇、編集者に友人は一人もいない」と述べた。
昭和45年6月に三島が、石原の政治姿勢を批判する文章を発表してからは事実上断絶した。

そして、石原と美輪が、たまたま出会わせた酒の席で口論になった。

石原「お前が三島さんを呪い殺したんだろう?」と酒の勢いを借りて美輪に絡んだ
美輪「ああそうさ、ついでにお前も呪い殺してやろうか?」と反撃

そして、先日の発言
「我欲を捨て、正しい治世を行なえば、災害は起こらない」

やはり年老いたからこそ出た発言なのだろう
この言葉を三島に聞かせてやりたかった