競馬マニアック博物館

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桜花賞 エイシンハーバー

 【G1ドキュメント=栗東・7日】少女からレディーへ。米国生まれのエーシンハーバーは、わずか4カ月ほどでプロポーションが激変した。馬体重自体はそれほど変わらないが、トモ(後肢)のあたりが随分とふっくらとして、筋肉がついた。

 追い切り翌日の栗東トレセン。井上は藤岡健厩舎でそのハーバー嬢の好ボディーに見とれていた。見知らぬ人間が至近距離にいても、平気でカイバ桶に口をつける神経がうれしい。鼻面をなでると潤んだような目を少し閉じた。これがまた可愛らしい。持ち乗り担当の石川助手がそばにいると安心するのだろう、馬房の奥へ移動したか思うと、やにわに両脚を突っ張る体勢で放尿を始めた。

 「体つきが変わってきました。特に後ろの方。丸みがあるでしょ。体の柔らかさは最初からですけど」

 真剣なまなざしに、愛馬への優しい光が宿る。38歳の石川助手はこの道19年の中堅だが、担当馬をクラシックへ送り出すのは初めて。「いい状態で出せます」と気負いは全くない。

 武豊騎乗の前走は先行脚質からイメージチェンジ。後方からの競馬で3着に突っ込み、本番への優先出走権を獲得した。「疲れは4~5日で完全に取れた。中2週だが具合は前走よりいいくらい。ふだんはおとなしいけど性格は本当にきついですよ」と話す。下馬評は低いが、乱れ桜の主役を演じるかもしれない。

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名手武豊がどう乗るか注目です。混戦を制するには騎手の腕にかかってきそうです。相性のいい桜花賞期待しましょう。