◆プリンシパルS(7日・芝2000メートル、東京競馬場、やや重) ダービーへの“最後の切符”はトーセンレーヴ! 1着馬のみに本番の優先出走権が与えられるプリンシパルS(7日、東京・芝2000メートル)は、先週の青葉賞3着から連闘で挑んだトーセンレーヴ(ウィリアムズ)が直線抜け出し快勝。父ディープインパクト、姉にGI5勝馬ブエナビスタを持つ良血が、『5・29』へ名乗りを挙げた。
1週間前の悔しさを、まずはきっちりと返した。トーセンレーヴは最後の直線、抜け出そうとしたムーンリットレイクをターゲットに、内から体を併せる。闘志をかきたてられると、エンジン全開だ。最後は粘る相手を首差退け、1週間遅れで晴れ舞台の切符を手に入れた。
「一緒にファイトしてくれる馬を探してスパートした。ブエナビスタの弟で勝たなくてはいけないのに勝てなかったので、プレッシャーはあった。でも、勝てて良かった」とウィリアムズは胸をなでおろした。
先週の青葉賞は3着。優先出走権を得られず、異例の連闘となった。「オーナー、生産者、ジョッキー…みんなの意見が一致した。執念だし、ダービーに出さないといけないという使命感。ホッとしました」と池江調教師の表情に赤みがさした。
連闘のあとの中2週で本番と、ローテーションは決して楽ではない。「うまく持っていきたい」とトレーナーは気を引き締めるが、ウィリアムズは前を向いた。「先週から良くなっていたし、2週間後はさらに進化していると思う。距離も問題ないから…」。29日、良血馬にふさわしい大舞台が待っている。
今日はNHKマイルカップが行われるわけだけど、昨日土曜のメインも興奮した。
まさかの連闘だったんだけど、正直パドックでもそんなによく見なかった。
まだ、体が幼いし口をパクパクして落ち着いてないようにも見えた。
好スタートをきったが行き足がないのか、ジョッキーの手がかなり動いていた。
こりゃ負けるかもなと思った。
しかし、直線入ってステッキを数発入れられると、父ディープインパクト、姉ブエナビスタの末脚の如くカミソリのような切れ味で差しきってしまったのだ。
ピッチ走法でまさにディープとそっくり!
これで、ダービーが楽しみになった。