スマホアプリでラジオが聴ける時代となった。
便利な世の中になったもんだと感心し、久しぶりに散歩がてら競馬新聞片手に河原へ出かけた。
晴れ渡る空、コロナ渦の影響だろうか人手が多く子供連れの若いママさんがいっぱいいた。
目の前はキラキラと流れ光る透き通って見えるほどの水流。
背後からはママさんと子供達の楽しそうな声、その中で私はスマホにイヤホンを差し競馬中継を聴きながらシコシコ予想した。
自然とは不思議なものだ。
コロナ渦でモヤモヤしていた気持ちを一気に吹き飛ばしてくれる。
それに何だか予想の調子もよく馬券がよく当たる。
そんな事があり、梅雨空の合間の夏空もあり、Tシャツとズボンを脱ぎ捨てブリーフ１枚となった。
あいにく数日間風呂に入っていなかった事もありオティンポの辺りが黄ばみ、菊門ゾーンは少しブラウン目、しかし今の私はそんな事を考えられないほど自然と一体化していた。
予想はズバズバ当たるし、一年で一番幸せだとその時はそう感じていた。
しかし悲劇は起こった。
おそらく近くで遊ぶママさんが警察を読んだのだ。
確かに今思うと遠目からの私はオナーニをしてるように見えたのだろう。
背中を丸め新聞に赤ペンを走らせてる姿が後ろから見るとティッポをいじっているように。
警察官と話をし不審な者でないことが立証され再び予想に集中したが、その後全く当たらなくなった。
スマホの充電も資金も切れて青い空が涙で滲んだ。
今週の福島メインはラジオNIKKEI賞です。
本命はリッケンバッカー
相手は人気薄のワールドリバイバル
馬連、ワイドで勝負します。
