81年桜花賞を制したブロケードが16日、老衰のため、余生を過ごしていた北海道門別のサンシャイン牧場で死んだ。32歳だった。
同馬はデビューから4戦4勝で、不良馬場で行われた桜花賞を3馬身半差圧勝。馬名には「金糸で織った布」という意味があり、優勝の瞬間の「金襴緞子(きんらんどんす)が泥にまみれてゴール」という実況は今も語り草になっている。16日に死ぬ直前、全レースの手綱を取った柴田政人師が同牧場を訪ね「まだまだ元気だね」と励ましたばかり。現役時の鞍上の姿を見て安心したように世を去ったという。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2010/11/18/02.html
もちろんこの馬のレースはみたことがない。しかし競馬を盛り上げてくれた馬が去るのは悲しい。