東京競馬場をホームとしている競馬仲間から追悼式の誘いを受けました。
断る理由もなく喪服を着ていこうと思いタンスを漁るが見当たらない。
思い起こせば昨年の有馬記念の前日に馬券代を捻出するためにハードオフに持って行った事に気づいた。
確か35円で買い取ってもらい非常に強い殺意を抱いた事を思い出した。
そんな訳で百鉾かないのでユニクロの黒いトレーナーに30年近く履いているブラックジーンズで参加した。
追悼式と言えど競馬仲間の住む4畳1間のボロアパートの一室。
参加者が9人いたために満員電車状態。
皆、立ったままでの酒を喰らい、康太についての思い出を語り合った。
若くして旅立ってしまい非常に残念だし悲しい。
あの後藤が亡くなった時と同じような感情が押し寄せてくるわけだが、もう涙はやめよう。
隣の部屋からカップルのアへ声が聞こえた瞬間、皆でスマホの録音ボタンを押した。