スポーツ報知 5月19日(木)8時1分配信
昨春のNHKマイルCをJRAレコードで優勝したダノンシャンティ(牡4歳、栗東・松田国厩舎)が、現役を引退。北海道安平町の社台スタリオンステーション(SS)で、種牡馬入りすることが決まった。18日、松田国調教師が明らかにした。
同馬は、前走の大阪杯4着後に右前浅屈けん炎を発症し、休養していた。JRA通算8戦3勝。重賞は、他に10年毎日杯を勝っている。同SSでは、厩舎の“先輩”であるクロフネ、キングカメハメハ、タニノギムレットが種牡馬として大成功を収めており、期待は大きい。今週末にも、北海道へ移動する予定だ。
松田国調教師「社台SSは、種牡馬としての名門ロード。1分31秒4という時計を持って種牡馬入りします。ダノンシャンティは、理想的な馬体重(前走時480キロ)で、生産者の望む形。スピードがあるという必要条件を備えており、レコードで走れるのが魅力です」
大阪杯で結果が出れば海外のG1へ挑戦すると陣営が言っていたほど能力の高い馬だった。
残念ながら引退してしまうのだが2世に夢を託したい。
それにしてもマツクニ厩舎の馬は故障が多いな。