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怪物から一頭のサラブレッドへ ナリタブライアン


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ナリタブライアン号 追悼記念

JRAオッズカード

 

 

長いこと競馬を見てきましたが一番印象に残る三冠馬ナリタブライアンです。

皐月賞日本ダービー菊花賞を制し暮れの大一番有馬記念も制しどんな馬達にも負けないと思っていました。

しかし、翌年から数々のドラマがあったように思います。

天皇賞春の前哨戦阪神大賞典を断然の一番人気で勝ちましたが脚部不安を発症し長い休養。

秋に復帰を果たしますが驚くほど走らず夢を見てるようなそんな錯覚に襲われました。

あんなに強い馬がこんなにあっさり負けるとは。。。

そして翌年の阪神大賞典では暮れの有馬記念を制したマヤノトップガンとのデッドヒートが繰り広げられるわけです。

このレースは競馬場で見てましたがナリタブライアンをみんな応援してましたね。

天皇賞春で2着に負けてしまい最後のレースとなってしまった高松宮杯へ。

3200mのレースから1200mのレースへ。

正直な気持ちとして「ふざけんな!」「山路てめえが走ってみろ!」「大久保おめえも走ろ!」

そんなことを思いましたよ。

その後、屈腱炎を発症し引退。

シャドーロールの怪物から一頭のサラブレッドに戻ったブライアンが可哀想でありましたがドラマチックで忘れられない三冠馬ですね。