サンケイスポーツ 5月14日(土)17時8分配信
第56回京王杯SC(14日、東京11R、GII、4歳上オープン、国際、指定、芝1400メートル、出走頭数17頭、1着賞金5800万円)石橋脩騎手騎乗の4番人気ストロングリターン(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎)が接戦を制し、重賞初Vを飾った。勝ちタイムは1分20秒2(良)。
ハナ差の2着は3番人気シルポート、クビ差の3着には2番人気ジョーカプチーノが入った。1番人気のサンカルロは9着に終わった。
シルポートが前走のマイラーズCに続き逃げる展開。ジョーカプチーノらがそれに続いた。直線に入ってもシルポートとジョーカプチーノの手応えは衰えず、そのまま決まるかと思われたが、外からストロングリターンが爆発的な脚を見せて差しきり、ハナ差で接戦をものにした。
勝ったストロングリターンは、父シンボリクリスエス、母コートアウト、母の父Smart Strikeという血統で通算成績15戦6勝。重賞は初制覇。騎乗した石橋脩騎手、管理する堀宣行調教師ともに京王杯SC初勝利となった。
前走は好時計で勝っていて、ここでも勝負できるとみたファンがたくさんいたようだ。
そんなに人気にならないと思っていたのだが4番人気だ。
なかなか派手な勝ち方で、ひょっとすると安田記念に手が届くところまできているのかもしれない。
しかし、人気所のサンカルロ、エイシンフォワードはたいした見せ場も作れなかった。
既に燃え尽きてしまったのだろうか。