サンケイスポーツ 5月15日(日)15時50分配信
アパパネ(右から3頭目)がGI5勝目!ブエナビスタ(右から4頭目)は2着に敗れた=東京競馬場(写真:サンケイスポーツ)
第6回ヴィクトリアマイル(15日、東京11R、GI、4歳上オープン、芝1600メートル、出走頭数17頭、1着賞金9000万円)昨年の牝馬3冠を制したアパパネ(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎)が直線で抜け出し1分31秒9(良)のレースレコードで快勝。ブエナビスタを抜いて牝馬史上最速のGI5勝目を挙げた。昨年の覇者で圧倒的1番人気のブエナビスタ(牝5歳、栗東・松田博資厩舎)は、猛烈に追い込んだが2着に終わった。
【写真で見る】アパパネ快勝!ゴール前は“2強”が叩き合い
レースは北村宏司騎手騎乗のオウケンサクラ(牝4歳、栗東・音無秀孝厩舎)が豪快に逃げるハイペース。注目のブエナビスタ、アパパネは中団からの競馬となった。直線、残り200メートル付近でアパパネが先に先頭、ブエナビスタがすぐ後ろから追い込む形となったが、差はなかなかつまらず、アパパネがクビ差しのいでGI5勝目を挙げた。
人気2頭がワンツーフィニッシュし、3着には内から伸びた3番人気のレディアルバローザ(牝4歳、栗東・笹田和秀厩舎)が入った。2強対決に注目が集まったが、3着までは上位人気馬が占める堅い決着となった。
アパパネは、父キングカメハメハ、母ソルティビッド、母の父Salt Lakeという血統で、通算12戦7勝。重賞は09年阪神JF(GI)、10年桜花賞(GI)、10年オークス(GI)、10年秋華賞(GI)に続いて5勝目。鞍上の蛯名騎手、管理する国枝調教師はともに同レース初制覇。
やっぱりアパパネはマイルが1番強いのかもしれない。
血統的に距離が短いほうがいいのだろう。
レコードタイム1分31秒9、凄い時計だよな。