トレーディングカードの元祖といえばカルビープロ野球チップだろう。
子供の頃、そのおまけのカードを煎餅箱にたくさん集めていた記憶がある。
わたしの収集癖はこの頃確立したと断言できる。
91年に入るとベースボールマガジン社からパックに何枚か入った野球カードが発売され、95年には誰も予測していなかった競馬カードが発売される。
トレーディングカードブームは一気に加速し2000年頃がピークだったと思う。
イチローが大リーグに行った年だ。
野茂英雄のルーキーカードも高値で取引きされたがイチローはその上を行っていた。
日本球界での素晴らしい実績がメジャーリーグファン、トレーディングカードファンの購買意欲に火を着けたのかもしれない。
70、80年代生まれのオールドコレクター、マニアも歳月を重ね少しずつコレクションを整理してるとよく聞く。物より想い出に比重を傾ける時が来たのである。
ヤフーオークション、メルカリなどで売りに出しているようではあるが、ブームの頃の価格とは雲泥の差。
それでも価格以上に大事にしてくれる新たなオーナーさんの所に行くのが一番。
次世代からまた次世代に。