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柏木集保と競馬予想 マイラーズC

18頭立てになったのは史上3回目。アパパネ以下、マイル重賞で連対記録をもつ馬が「13頭」も含まれる好カードになった。目標は次の「GI」、そういう評価の難しい有力馬が多いのは否定できないが、ここでレベルの高いレースが展開されると、ブエナビスタが待っている「ヴィクトリアマイル」。さらにはI分31秒4の日本レコードを保持するダノンシャンティ出走を予定している「安田記念」は大きな注目を集めることになる。知られるとおりの事態で、おそらく海外からの遠征馬は、今年はいない可能性が高い。有力馬に期待を上回る好内容を期待したい。

 完調にはもう一歩の危険はあっても、期待大は5歳ダノンヨーヨー(父ダンスインザダーク)。5歳とはいえまだ若さの残るこの馬、出負けはともかく、道中でよれたりしながら(調教でも)、良馬場ではほとんどのレースで上がり3F「32~33秒台」を記録している。初めて着外(7着)を喫した前回とて、上がり3Fは出走馬中最速の33秒2。勝ち馬との差は0秒3だけ。追い込み一手ながら、これまで負けてもすべて「0秒3以内」に猛然と差を詰めている。

 初のGI挑戦となった「マイルCS」もメンバー中NO.1の上がり33秒6で馬群を割って伸び、コースレコード1分31秒8でインから抜けたエーシンフォワードと「クビ差」の同タイムだった。レイズアネイティヴの(5×4×5)のためか、体型も戦績もマイラーだが、いとこにマツリダゴッホ、母の半兄にナリタトップロード。父はダンスインザダーク(安田記念ツルマルボーイの父ではあるが)。軽いタイプのマイラーではなく、ビッグレース向きの底力を兼備する点に期待したい。体つきは太くない。

 マイルCSで1600万条件を勝った直後にいきなり通用したゴールスキーも、ここ2戦が示すようにまだ完成の途上だが、1戦ごとに体つきはたくましくなっている。これからが秘める素質全開だろう。一方、スマイルジャックはいまが完成期。これまでは連続して好走できない物足りなさがあったが、脚質に自在性を増したいまなら、もう大崩はないと思える。アパパネは、完調になるのはブエナビスタと対戦の次走と思えるが、男馬相手のここで勝ち負けするくらいでないと、ブエナビスタにはとてもかなわないレベルとされかねない。接戦に持ち込みたい。これまで牝馬限定レースのみの実績だけに、実際にはここが試金石でもある。ライブコンサート、キングストリートが連穴。リーチザクラウンショウリュウムーンが押さえ。

2011年04月16日

ダノンヨーヨーゴールスキーも追い込めるかね。

今の阪神の馬場は後方勢は厳しい。

好位置でレースを進められるリーチザクラウンでいいんじゃないのかな。