振り返るとキングヘイローと福永祐一のドラマはまるでハラハラドキドキな青春ドラマのようだった。
若手ジョッキーの成長物語と気難しいダンシングブレーブ産駒の日本競馬発展物語。
昨日引退式を挙げたイクイノックスの母父キングヘイローの名を若い競馬ファンも馬柱や血統表で見た事があるはずだ。
これぞまさにブラッドスポーツの面白さ、競馬の醍醐味である。
たくさんの競馬ファンに夢や希望をプレゼントしてくれた名牝アーモンドアイにイクイノックスが配合されるとの情報が流れ、もしも誕生したならば15冠ベイビーになるとの事。
また夢をプレゼントしてくれそうな両頭だが、この手の配合は失敗する事が多い。
それでも観てみたいと思うのが人間の性。
客寄せパンダにならない事を願うが出来る事なら牝馬を産んでクラシック全制覇を達成して欲しい。
桜花賞から連闘で皐月賞、オークスからダービー、調子に乗ってユニコーンS。
ダービースタリオンを遥かに超える化け物っぷりを見せてもらいたい。
福永祐一調教師の元で管理される事になったらまた面白い。