競馬マニアック博物館

競馬中心の内容です。サラブレッドカード、トレーディングカード、マニアが喜ぶネタや珍品も紹介してます。

競馬マニアの亡霊

悪夢にうなされ今朝4時頃目が覚めた。

1995年に発売されたサラブレッドカード第一段の地方競馬の馬のカードを持った男が額から血を流し私の首を締め上げた。

 

布団を飛び出し昨夜の残りのコップ酒で喉を潤しその男が誰なのかを考えてみた所、2000年頃に東京ドームプリズムホールトレーディングカード交換会で何かのカードを交換した男だと忘れ去られていた記憶が蘇った。

 

彼は中央競馬より地方競馬を愛する男だった。

 

今よりも中央の壁が高く地方の馬は交流競走で散々な目に合っていた。

 

今思うに地方競馬の馬のカードはずさんな扱いを私だけでなく皆がやっていた。

 

コップ置きにしたり、本の栞にしたり、会社の忘年会で尻に挟みその臭いを女性従業員に嗅がせる者もいた。

 

そんな彼は地方競馬の馬や騎手のカードを大事に扱い東京から神戸に移住するも阪神大震災で被災に合い大事な宝物が全部焼けてしまった。

 

その時に競馬トレカコミュニティ倶楽部から連絡を頂き地方競馬のカードをたくさん送り届け、彼との交流が深まった。

 

しかし仕事の関係で神戸から福島に引っ越し僅か数日であの東日本大震災で被災されまた宝物を全て失い、福島原発の事故の影響でまたもや神戸に転居される事になるのだが、今年の正月に石川県の実家に訪れた際にまたもや大地震に遭遇する事になる。

 

ダート三冠が新設され誰よりも喜んでいた彼を悲劇が襲い、その非情で残酷な仕打ちを恨み私の元に何かを訴えて来たのだと思う。

 

彼の携帯に電話をすると繋がらないと思っていたがあっさり繋がり「これから松ちゃんも好きだったアナル性感、、、」

生きてるじゃねえか!