「あなたにとっての最強馬は?」
昭和40年代前半からのファンから絶対に名前が上がるのがタケシバオーである。
通算成績29戦16勝、2着10回、3着1回。
しかも芝ダート、さらに短距離から長距離、そして重ハンデから馬場状態まで、
オールラウンドに走った世界でも珍しいタイプの馬である。
JRA初の1億円ホースでもある。
皐月賞、ダービー2着の後、菊花賞を捨てアメリカのワシントンDCナショナルへ出走。
しかし、8頭立ての最下位に終わる。
翌年、再びワシントンDCナショナルへ出走するのだが環境の変化からか体調を壊し7頭立ての最下位に終わった。
このレースを最後に引退。
タケシバオーの全成績で着外の2回はいずれもワシントンDCナショナルでのもの。
これほど安定した成績を残した馬は他にいない。
海外成績2戦0勝