競馬マニアック博物館

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桜花賞 ディープ産駒 マルセリーナが優勝

 10日、阪神競馬場で行われた第71回桜花賞(GI、芝1600m)は、2番人気のマルセリーナ(牝3、栗東・松田博)が、後方待機から直線で馬場の真ん中を鋭伸し快勝。重賞初制覇をGIの舞台で飾った。勝ちタイムは1分33秒9(良)。

 鞍上は安藤勝己騎手で、06年キストゥヘヴン、07年ダイワスカーレット、09年ブエナビスタに続き桜花賞4勝目。最年長クラシック制覇の記録も塗り替えた。

 1枠1番のフォーエバーマークがハナを主張。軽快なラップを刻み単騎の逃げに持ち込んだ。母仔制覇を狙ったダンスファンタジアが5番手あたりの好位を追走。人気勢のマルセリーナホエールキャプチャ、トレンドハンターらは後方に位置する。

 外回りの直線コース。軽快に逃げたフォーエバーマークの勢いは、まだ衰えない。好位を追走していたダンスファンタジアも伸びを欠くなか、残り200m、馬場の真ん中を通ってマルセリーナ、外からホエールキャプチャ、トレンドハンターの3頭が一気にフォーエバーマークに襲いかかった。

 残り100m。完全に3頭の争いとなったが、どの馬も脚色が同じになり結局はマルセリーナホエールキャプチャ⇒トレンドハンターの順で決着。着差はともに3/4馬身だった。なお4着には絶好の調教を見せていたメデタシが渋太く入線。この上位4頭までが5月22日に東京競馬場で行われるオークス(GI、芝2400m)への優先出走権を獲得した。

 安藤勝騎手はレース後のインタビューで「同厩舎の大将格が離脱したのでプレッシャーはありました。勝ててホッとしています。思っていたより苦しい位置取りになってしまいましたが、抜け出すときの脚は速かったですね。一戦ごとに力をつけていますし、距離も問題ないと思うので、このまま無事にオークスへ進んでほしい」と語り、笑顔を見せた。

 勝ったマルセリーナは父ディープインパクト、母マルバイユ(その父Marju)という血統。これが重賞初勝利で通算成績を4戦3勝とした。なおこの勝利は、今年の世代が初クラシックとなるディープインパクト産駒の初GI制覇。また松田博厩舎にとっては、僚馬レーヴディソールが離脱した悔しさを晴らす、嬉しいGI勝利となった。

 なお配当は単勝380円、馬連620円、馬単1,230円、3連複1,480円、3連単5,880円。上位人気馬同士の決着となり、堅い配当に収まった。

ディープの子供がG1をあっさり勝っちゃいました。

たくさんの仔たちがデビューしたのですが、あまり成績が安定しない印象がありました。

ムラのある走りをするので何度も泣かされました。

今回、おもいきって消しにしたのですが、まさか優勝するとは・・・

まあ、これだから競馬はおもしろいです。