スポーツ報知 5月4日(水)8時3分配信
確固たる主役が見当たらない混戦。牝馬勢にも、十分チャンスはありそうだ。フォーエバーマークは、桜花賞で逃げて5着に健闘。今回も自慢のスピードを生かし、真っ向勝負に出る。また、ダンスファンタジアは、同じ東京のマイルG1、ヴィクトリアMを勝ったダンスインザムードの子。桜花賞7着、フローラS13着と人気を裏切っているが、大舞台で血が騒ぐかもしれない。
ダンスファンタジアは、桜花賞で7着に敗れた後、フローラSに参戦。1番人気に支持されながら、全く見せ場のない13着に終わったが、理由ははっきりしている。
「道悪と距離が敗因だと思う」と葛西助手。母ダンスインザムードが、桜花賞に続くGI2勝目をマークした東京のマイルで、ビッグタイトルを狙う。
中1週が続くローテーションだが、全休日明けの2日には、坂路を2本駆け上がるなど、精力的に調教メニューを消化。テンションが上がる様子もなかった。
「今回の方が落ち着いており、雰囲気は良さそう。まともに走ったら、面白いと思う」と葛西助手は巻き返しを期待。3歳牝馬路線で常に注目されてきた良血馬が、このまま終わるわけにはいかない。
まさかの参戦となったが馬がかわいそうに思う。
中1週でおせおせに使われて良血というだけで大きな期待をかけられて・・・
しまいには、元名トレーナー藤沢の不計画的なレースに付き合うことになるとは。
怪我せず無事に走ってほしい。ファンはそれだけを願っている。